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マイナー武将とは言わせない!
ここでは、遠江相良氏や肥後相良氏について語ります。
言うなれば、相良氏ファンサイトですよ。




 
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来週の火曜日・12月2日は相良家18代当主・相良義陽の命日にございます。

勤労感謝の日の賜物3連休に、広島市での用事ついでに広島城を覗いて来ました。
さすが別名「鯉城」と呼ばれるだけに、堀には立派な鯉がわんさか泳いでいました。
体格のいい鯉が10匹ほど密集すると、ちょっとしたグロテスク画像でしたよ(笑)。
まだカメラを現像していないので、現像したら広島城の写真もアップしたいと思います。
その前に熊本城をアップしきらないといけませんね\(゜ロ\)(/ロ゜)/
最近、解像度を100から300に上げると写真が綺麗にスキャンされることが(ようやく)分かったので、人吉城・熊本城の写真のスキャンし直し作業もしたいなぁ…。

夏前に撮った画像ですが。
2008年夏最大の悲劇でした(笑)。
鼻で笑ってください。
言葉にできない

(画像クリックで拡大) 1:27

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相良家の重要な位置を占めていた深水一族のうち、目立ってその名前を残したのが深水宗方長智(ふかみ・そうほう・ながとも)です。
彼が特に活躍し始めるのは、18代義陽の戦死後、嫡子忠房を次期当主に立てる頃からでした。
その頃は島津幕下体制に組み込まれたばかりで、隙あらば相良家が島津家に呑み込まれてしまいそうな勢いでした。
ここで腹の据わった態度を見せ付けなければ、「そんなゴタゴタしてるんなら、島津が管理してやるよ」と相良家の家督相続問題に介入されてしまいます。
その結果、島津の介入が続きゆくゆくは島津家に呑まれてしまう危険性があったようです。

しかし、敵は外ばかりでなく相良家内部にも。

忠房の叔父にあたり、義陽と同日に生まれた弟・頼貞(よりさだ)でした。
頼貞の幼名は「徳千代」でしたが、子供の頃から強情で、片意地なところがあったそうです。
その上、兄になにかと反抗。
父・晴広は、その性格から「成長すれば、必ずや領国を乱すであろう」と心配し、寺に入れることを遺言したと言います。
遺言通り頼貞は寺に入れられて庭柏寺(ていはくじ)の住持となりましたが、勝手に還俗し、八代から薩摩に移っていました。
そこに入ってきた情報が兄・義陽の戦死でした。
頼貞は甥・忠房よりも自分が領国を支配するべきだと考え始めます。

天正9(1581)年12月22日、頼貞は薩摩から兵を率いて大畑(おこば)に至りました。
この報を聞いた相良家は動揺し、頼貞を次期当主にしようとする者さえ現れ始めます。
しかも頼貞のみならず、豊後の大友氏や肥前の竜造寺氏に属そうとする者も出始め、相良家臣団内部は大いに荒れていました。
しかし、重臣深水長智や犬童頼安は、あくまでも忠房や義陽夫人を守護しました。
この騒動を「求麻錯乱」と言います。
その後、重臣らによる説得に負けて頼貞は兵を撤収させ、日向に退去しました。

頼貞の退去によって、郡内では落ち着きを取り戻しつつありました。
ですが、この求麻錯乱の解決には複雑な背景がありました。

騒動は相良家内部で済む問題ではなく、下手をすると島津家に飛び火する恐れあったのです。
その原因は、相良家臣団にある、前当主義陽を戦死に追いやったとする島津家への不満でした。
この不満が、求麻錯乱によって発展・増長し、暴発することを深水宗方らは危惧していたのです。
なんとか島津家と上手く共存できそうな状況になってきていたのに、ここで歯向かってすべてを崩すわけにはいきません。
さらに、この錯乱を島津家の介入なしで解決させなければ、忠房の家督相続時と同じような問題を引き起こす事態に陥るかも知れませんでした。

錯乱を本格化させる前に鎮静化させ、家中の動揺を取りまとめながら、深水長智は犬童頼安とともに毅然として島津との交渉に臨み、忠房の弟を人質に差し出すことで交渉を成立させ、難局を乗り越えました。
この頃の天草久種(あまくさ・ひさたね)書状には、忠房の元服と相良家「御連続之儀」を歓迎しているそうです。
義陽が生きていた水俣合戦以来、近隣領主らが相良家の存続を島津家に訴えてきた成果でもありました。

周囲が「あーだこーだ」と迷走しているさなか、深水長智は本当に相良家のためになる道を見極めて行動していたのですね。
深水長智特集は第2弾に続きます(^◇^)/ 23:56

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忍者ツール氏のカウンターに、新機能「キリ番機能」が追加されました。
これは、設定したキリ番にご訪問していただくと、画面に特別なアクションと管理人からのメッセージが現れるものです。
そこで管理人はキリ番訪問者氏からお好きな武将を教えていただいているのですが、先日、キリ番900を踏まれた方から「深水長智」というお答えをいただきました。
特に相良氏関連に限定しているわけでもないのに、相良絡みの武将を挙げていただき嬉しかったです\(^o^)/
深水長智かぁー。
この人がいなければ、相良氏は戦国期を乗り越えることはできなかったでしょうね。
それくらい相良家に奉仕した方です。
と、言うわけで。
次回の更新は深水長智関連にしようと思います。

相良氏in mixi企画について。
コミュニティ設置後における展望の発掘と人員収集努力中です。 0:21

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古文書の読み方についての授業を受けている管理人です。

jitofuninjo.blog.jpg

(画像クリックで拡大)
出典:森田誠一著「熊本県の歴史」

中学以来学校で日本史を勉強していないせいか、「???」なことも多いです(^◇^);
しかし、覚えたことも少しはあります。
まず、文書の右の空白は「袖」と言うそうです。
そこに書いてあるのは差出人の花押で、文のはじめに「下」と書いてあるのはこれが下知状であることを示しています。
下知状と言うのはいわゆる命令状のことですね。
上の画像の場合、「長頼おまえ人吉の地頭になれや」ということになります(笑)。

これが肥後相良家のはじまり。
初代当主・相良長頼は、人吉市北東部にある願成寺で、子孫の歴代当主に囲まれて楽しく?死後の人生を送っております(意味不明)。

ue-nagayori.jpg
(画像クリックで拡大)
長頼公の墓です。 1:07

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8月の終わりに突如思い立ち、相良ストラップを作り始めていました。
結果がこれです↓

sagara-keyholder.blog.JPG
(画像クリックで拡大)

ストラップではなくキーホルダーになりました(^◇^);
しかも色々歪んでいますね…自分が不器用なのを忘れていました。
え。
不器用云々より、相良氏に対するが足りないからですか!
そんな直江兼続な…(兼続の兜こそ『百聞は一見に如かず』)。

そしてそして。
最近、管理人はタンブラーに興味がありまして。
戦国魂という戦国系グッズ通販サイト氏で取り扱われていたのを思い出したので、さっそく検索してみました。
…が。
石田三成や真田幸村、戦国BASARA仕様のものは持ち歩きにくい。
100歩譲って関ヶ原モノならいいかな、と思っていたらひらめいた!
スターバックスに、お好みのデザインが可能な無地タンブラー(?)がありましたよね。
それにこれを入れれば満足できる↓

sagara.blog.jpg
(画像クリックで拡大)

管理人の知り合い絵師・匠氏が描いたものです。
…あれ。
これも三成仕様も大差ありませんか。
恋は盲目と言いますから、好きなものになら恥も恐れも感じないのでしょう。
恋? 1:32

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なりたいもの:相良氏の領民(笑)。
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