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マイナー武将とは言わせない!
ここでは、遠江相良氏や肥後相良氏について語ります。
言うなれば、相良氏ファンサイトですよ。




 
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永い日本の歴史を語る、国家機密…じゃない国宝級の書物・大日本古文書。
その中の2冊が、「相良家文書」なのはご存知の通りです。
いったいどんな本なんだろう?
なにが書かれているのだろう?
気になりますよねー…と言うわけで。
先週の土曜日、相良家文書を読むために、県庁所在地にある図書館に行ってまいりました。
相良家文書は広島大学にしか置かれていない、と思い込んでいたので、近くの図書館に蔵されていたのには驚かされました(笑)。

…探せど探せど、見つからない。
歴史関連の本コーナーにあるようなのですが、目当ての本がある気配はまったくありません。
ラチがあかないので、カウンターの方に訊いてみたところ、
「あっ、塩見文庫ですね」(大日本古文書は塩見文庫でした)
そう言って奥に入り、鍵を取ってくると、関係者以外立ち入り禁止っぽい部屋に入っていきました。
待つこと5分程度。
部屋から出てきたカウンターの方。
「館外持ち出し禁止ですので、ここでのみ閲覧願います」
それは知っていましたけども。
鍵とか別部屋とか、そんなVIP待遇を受けるような本だったんですか!
お手を煩わせてしまったな、と思いながら閲覧コーナーへ。

…読めない。

全部漢字でした。
当たり前だよ、と思われた方…管理人はそんなことも知りませんでした orz
漢文の授業を受けているような、懐かしい気分になりましたよ(笑)。
ほかの本で見て知っている文書については、なんとなく文意は分かりましたが、その他はさっぱり。
結局、所々に出てくる花押(その人専用のハンコみたいなもの)を見て楽しんで、素直に本を返却しました。

収穫…そうだなぁ。
専門家の世界の歴史に触れられて、なんだか賢くなったように思えました(なんだそれ)。
もちろんですが、相良家だけでなく、島津氏、菊池氏、大友氏などからの書状も載っていました。
目の前にある文章が創作ではなく、昔の人がほんとうにしたためたものだと思うと、どんな気持ちでこれを書いたのか、どんな状況下で言葉を選んだのか、色々想像が膨らみました。
書き手は、4、500年も経て、こんな若僧に見られるとは思ってもいなかったかな。
とにもかくにも。
未熟者は、まず一般向けの本をしっかり理解するところから始めないとなぁ。

いま欲しい本。
・人吉市史 第1巻
・関が原(司馬遼太郎)
・島津奔る

ブログのテンプレートを、自分で作ろうとして描いたキジ馬氏です。
持っている旗の模様は…言うまでもありませんね(笑)?
sagarablog-kijiumakamon2.jpg

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